026:The World

君だけが、この世界の全てであると、思えていた倖せ。
歳をとって、得るものが増えただけ、世界は不自由で、
君は遠くになっていく。

自分でコントロールできる範囲がどんどん狭くなる。
何も言えなくなって。
君の面影だけを懐かしく思い出す。

(The world was mine.)