2012-12-10 013:深夜番組 小説 ・・・何だろう、何かを一生懸命売っている声。 ああ、深夜のTVショッピングか。私の身体を抱き締める手が熱を帯びている。 規則正しい吐息。ああ、TV点けたままだったのだな。 明日は日曜日だっけ。 身体が重い。 ・・・・そんなにしたっけ。眠い。急速に冷めていく感覚に、私はもう一度振り返って、熱い塊まりに深く潜っていく。私は、このひとが、すきなのだ。